うちの玄関のドアのドアクローザーが古くなっていて、ゆっくり閉めないと、
バタンッ!
とものすごい音が鳴るのです。
これは、家を買った時から(中古一軒家を購入)鳴っていて、10年もの間、
ソロ~っと閉めていたのです^^;
最近、家のいろんな所をDIYしているついでに、ドアクローザーも自分で修理又は交換できないか?と詳しく調べてみました。
目次
ドアクローザーとは?
ドアクローザーとはどういったものなのでしょうか?
Wikipedia(ウィキペディア)には、下記のように説明してありました。
ドアクローザ (door closer) あるいはドアチェックは、扉(開き戸)に取り付けられる装置で、人によって開けられた扉を自動的に閉める働きをするもの。その際、急激に閉じることがないように動作を緩慢にする機能ももつ。逆に風などで不用意に扉が開かないように押さえる働きもする。大きく開いているときの動く速度、閉じる直前のときの動く速度など、4段階程度に、速度を個別に設定できる。閉じる途中は速い動きですみやかな閉じ動作を行い、全閉直前の指を挟む危険がある位置からはゆっくりとした動きとなり、安全かつ静穏な閉じ方をする。
ドアクローザはそれ自体は動力は持たず、扉が開けられた時の力をバネなどに蓄えると同時に、オイルの粘性を利用した減速装置 (ダンパー)により急激な動きを抑えるような仕組みとなっている。
扉をある角度まで開け放った場合、開いたままの状態で保持する機能を持つものもある。
通常、扉の上部の蝶番(ちょうつがい)寄りに取り付けられる。取り付け方法により、スタンダード式とパラレル式がある。一般的には玄関に取り付けられるが、トイレなどの室内に取り付ける製品もある。
上記にあるような役目を果たします。
ですから、ドアが開きにくくなったり、バタンッと勢いよく閉まったりする場合などは、ドアクローザーが原因であることが多いようです。
ドアクローザー、修理と交換の判断基準は?
こちらは、油漏れがないか、ドアクローザーの本体を見てみるとわかりやすいです。
本体から油漏れがある場合は、ドアクローザーを交換したほうが良いようです。
交換の目安は、他には
- 速度調整をしても、数日後にドアの閉まるスピードが速くなる。
- ストップ位置の調整をしても、ストップしない。
- 15年以上の使用。
- 速度調整弁が1個のタイプで、不具合。
という感じです。
しかし、油漏れが無い場合は、ドアクローザーの調整で済む場合が多いです。
ドアクローザーの調整は、下の項目で書いてありますのでご参考に^^
ドアクローザーの調整の仕方は?
油漏れがなければ、速度調整弁で調整します。
ドクローザーの本体側面にある調整弁を調整しましょう^^
調整弁の横の刻印で調整範囲を表示しているものもあります。
プラスドライバー型、マイナスドライバー型、専用スパナ型などがあります。
調整弁を時計回りに回すと速度は遅くなり、調整弁を反時計回りに回すと速度は速くなります。
季節に関係なく閉じる速度が遅くなった場合も同じように調整できます。
一応、取替用ドアクローザーについていた説明書の画像を載せておきますネ!^^
ドアクローザーの交換はどうやるの?
うちは、油漏れがありましたので、交換することにしました。
さて、築25年ものドアクローザーを果たして交換できるのか!?
挑戦です!
まずは、用意するものから。
-用意するもの-
- ネジに合ったプラスドライバー
(ドアクローザー使用ビスはM5又はM6です) - CRC(楽天でも買えます)
- スパナ(もしくはメガネレンチ)…アームやリンクのボルトの大きさに合ったもの
★メガネレンチはホームセンターでも購入できますが、楽天でも買えますヨ♪→メガネレンチ75°セット 8ピース STRAIGHT/11-008 (STRAIGHT/ストレート) - (金づち)…ネジが取れにくい場合必要
- うちのドアクローザーの型は、「NHN P902」でした。
型番などは、本体の裏側に記載されているので、外してからでないと、新しいドアクローザーを買えませんでした。
- まずは、メガネレンチ(またはスパナ)でアームのボルトからはずしていきます。
(あとで買った新しいドアクローザーに簡易スパナなどが付いていますが、先に古いドアクローザーを外さないといけないので、自分の持っているメガネレンチなどで取り外していきます)
※ボルトやネジがさび付いて取れない場合は、CRCを振りかけてからはずします。
★you tubeでドアクローザーの外し方が載っていましたので、載せておきますね!♪
↓
- 次にブラケットのネジをプラスドライバーで外していきます。
※外れにくい場合は、プラスドライバをネジに充てて、プラスドライバーを金づちで叩いてネジを取ります
。
。 - 最後に本体のネジを外します。
これで、古いドアクローザーは全部外せました。
※元のネジは、新しいドアクローザーで使うことも多いので、必ず残しておきましょう!^^
。
。 - ここで、古いドアクローザーを持って、ホームセンターに新しいドアクローザーを買いに行きました。
また、上枠にブラケットを取り付けるために、L型プレートも購入しました。
★取替用ドアクローザーはホームセンターでも売っていますが、楽天でも購入できます^^→見てみる
★L型プレートもホームセンターで買えますが、楽天でも買えます♪→見てみる
※ドアクローザーやL型プレートはドアに合った適切なものを選びましょう。わからない場合は、ホームセンターに古いドアクローザーを持って行って、お店の方に聞いたほうが良いでしょう。
NHN(うちの古いドアクローザのメーカー)は、調べてみますと、2009年2月に解散している、との事で、代替クローザーを使うことにしました。
※工具は、簡易スパナなどが入っているので、それを使ってもいいと思います。
※新しいドアクローザーは、古いドアクローザーをホームセンターに持って行って、店員さんに見てもらって、よく確かめて購入しましょう。
。
。 - まず、本体をつける台座をドアにつけます。
。
- 次に、L型プレートをブラケット(とアームがついたもの)に先にネジで固定します。
。
- そして、7でつけたものを、ドアの上枠につけていき、本体も台座につけます。
- 最後に、アームとリンクの連結部分のボルトを閉め、ブラケットのほうのボルトも閉める。
上のほうの項目で、調整のやり方を載せていますので、調整をして完了です^^
。
ネジが回らない場合は?
うちは、途中でブラケットのネジ1本と、本体の左側のネジ2本がどうしても外れなくて、電動ドリルでネジを潰してネジ山を取って、その後、ネジ部をラジオペンチで取る、という面倒くさい作業を主人がしてくれました。
ブラケットのほうのネジは上記の作業で取れたのですが、本体のほうのネジ部がラジオペンチで取れなかったので、ネジ部まわりを電動ドリルで広げてネジ部を取ることに成功!!><。。
。
たぶん、ネジが取れない時、素人には難しい作業に思われます…
ドアクローザーを交換するのが面倒な人や、困難な方は、プロにお任せするのがいいように思います。
業者さんに頼むと、大体2万円~3万円が相場みたいですね。
便利な工具アイテムは?
今回の作業で、この工具があれば便利だった!と思うものをまとめてみました♪^^
と、工具が揃っていると、イザという時に便利ですよね^^
ドアクローザー取替えにかかった費用は?
結局自分でドアクローザーを取り替えるとどれくらいの費用がかかるのか?
という事なんですが、
- ドアクローザー 10,079円
- L型プレート 1,316円
計 11,395円
※工具は自前なので費用に入れてません。
上記で書いたように、業者さんに頼むと2万~3万円するとの事ですので、自分でやった差額は、
約8,000円~18,000円
となります。
まぁ、こういうのもチリと積もれば…になりますので、DIYする部分が多いほど節約にはなる、ということですね^^
まとめ
本当、無事交換が終わってとっても嬉しいです!
しかし…。
新しい取替用のドアクローザーですが、ネットで買ったほうが安かったことが判明!><。
それも、3,000円近くも差がありました;-;
でも、まぁ、eo光さんのキャンペーンでもらったJCBギフトカードで支払ったので、タダだったし、気にしないことにしよう…^^;
★eo光記事に興味のある方はコチラ→https://ukihana47.com/archives/2640
あと、ドアクローザーの交換、ほとんど主人がしてくれたのですが、年数がかなり経ったドアクローザーで、錆びついていたりすると、ネジを取るのが難しいです。
はっきり言って、機械の知識がないと難しいと思ったのと、工具が揃っていないと困難だと思いました。
ネジさえ簡単に取れれば、自分でも交換出来ると思います。
でも、取れない場合は、無理をせずに、業者さんに頼むのがベストだと思いました^^;