X

翡翠(ヒスイ)の見分け方はどうやるの?

富山県の東端部に位置する、朝日町。
ここにある宮崎・境海岸は、別名「ヒスイ海岸」と呼ばれています。

宝石である「ヒスイ」が採取できる海岸で有名なのです^^
でも、ヒスイの見分けが分からずに行っても迷うだけです

そこで、ヒスイの見分け方を詳しく調べてみました^^♪

 

翡翠(ヒスイ)とは?

ヒスイと言えば、緑色が美しい宝石として、日本でも馴染みの深いものだそうです。
また、ヒスイは指輪やネックレスだけでなく、置物などの調度品としてもよく知られています。

しかし、全てが同じヒスイという訳ではなく、見た目だけでははっきりとした区別がつきにくいのですが、実はヒスイには二種類あり、それぞれ別の鉱物となっているそうなんです。

ヒスイはジェード(Jade)と呼ばれておりジェードはヒスイ全般を指すとの事。

そして、そのジェードの中で、

  • ジェダイト(Jadeite)
  • ネフライト(Nephrite)

とに分かれます。
では、詳しく下記で見ていきましょう^^

 

 

ジェダイトとは?

ジェダイトは「硬玉」と呼ばれ、ヒスイ輝石として取り扱われています。
古来から宝飾品として利用されていたのは、こちらで、「宝石」と呼ばれるのはこちらだけになるそうです。

中国では「」と呼ばれており、女性のかんざしや装飾品に使われていました。

日本では勾玉に利用され、遺跡から多く発掘されています。
また、ジェダイトのヒスイには長寿や健康などの効力があるとされており、女性のみならず権力者の手に渡っていたそうです。

ヒスイ輝石は変成岩に産出されるもので、純粋な精度のものは白色をしているとの事。

しかし、鉄やクロムを含有する事によって見慣れた緑色紫色などほかの色に変わるそうです。
ヒスイ輝石は赤道付近の国から産出されるそうですが、日本でもヒスイは産出されており世界で最古の産出地ではないかと言われているそうです。

そのため、ジェダイトは「本ヒスイ」と呼ばれ、ネフライトと区別されることもあるとの事です。

 

 

ネフライト

硬石とされるジェダイトと相反してネフライトは「軟石」と呼ばれているそうです。
透閃石であるこの硬石は、一般的に宝石とされているジェダイトとは全く別の石であるようです。

ネフライトは古代中国では宝石として取り扱われていましたが、時代が進んでジェダイトが産出されるとそれぞれを区別するようになったそうです。

これはジェダイトよりも硬度がやや低いことからこの名前が付けられたようです。
また、中国ではネフライトしか産出されず、現在でも中国産のヒスイの中にはネフライトを利用してジェダイトと偽っている模造品が見つかったりしているんだとか@0@;

そのため一見するとネフライトの方は価値が低いもののように思われてしまうそうですが、実際に間違いとは言えないようです。

しかし、ネフライトの中でも白みを帯びており、透明度が高くなっていると「羊脂玉」と呼ばれていて、大変質の良い物として時にはジェダイトよりも高価で取引されているそうです^^

 

 

 

 

 

ヒスイの見分け方

 

ヒスイは良質な物と、そうでないものとの違いを見分けることが難しい宝石として知られているそうです。

特に、研磨をしていないヒスイであれば特に難しく、ヒスイとよく似た緑色の石を間違えて採ってしまうこともよくある事のようで、「キツネ石」というあだ名まで着けられるほどだそうです。

ヒスイを見分ける時の方法として有名なのは、

石自体に光を当てること

なんだそうです。
光に透けて見える繊維の交差具合によって、ジェダイトかネフライトかを見分けることが可能との事です。

しかし、一般的に販売されている場合はなかなかそのような見分け方をする事はできないようで、見た目だけでヒスイを見分ける時には、研磨の程度表面の透明度などがポイントになるとの事です。

品質の高い物であれば、不透明な宝石であるヒスイでも向こう側が見えるほどの透明度があるのが特徴となっており、付加価値も高くなっているそうです。

 

ヒスイ海岸でのヒスイの見分け方は?

 

最後に、有名なヒスイ海岸でのヒスイの見分け方を調べてみました♪^^

  • 重 さ :とても重い。
  • :ヒスイ(ジェダイト)は硬いので、まん丸なものは無い
    角ばっているような歪んだモノが多いそうです。
  • :博物館には緑色のものが多いが、緑のものはほとんど無い
    海岸に落ちているようなのは、白や灰色が多いそうです。
    転石は表面が風化しているらしい。
    緑にこだわるとだいたいネフライト(軟玉)を拾ってしまうらしい。
  • 大きさ :ヒスイ海岸(越中宮崎)では、テトラポットが置かれたせいで、大きなものはあがらないそうです。
    小さい親指の頭ぐらいのものを狙うべし!
  • :薄いヒスイであれば、光をキレイに通す
    ただ、これは「ヒスイの皮」が厚く付いていたり、ヒスイが大きな塊だと難しい。
    むしろ遺跡から出るようなヒスイ製品に強い光を当てると非常にキレイ。
    ネフライトにもこのような性質はあるようだが、 ヒスイはとくにキレイだとは隊長の弁。
  • その他: 表面を太陽光などに照らしてみると、味の素のようなざらざらした透明な結晶が表面に見えるという。
    この感じは重要なようです。

あと、博物館で分析器にかけてもらうと有料(でもそんなに高くないらしい)だそうですが、 学芸員に見てもらうだけなら無料だそうです。
新潟県では糸魚川のフォサマグナミュージアムという地質の博物館があり、岩石学的にみてくれるそうな。

◎ヒスイ海岸の場所の地図

 

★ヒスイは宝石店でも購入できますが、楽天でも購入できます^^見てみる

 

まとめ

 

日本にこういう楽しい海岸があるなんて…とってもロマンがありますよね♪

ヒスイの見分け方も調べてちょっとわかってきました^^v
絶対行こうと思います。

Bookmark (0)
Please login to bookmarkClose
スポンサーリンク

浮舟:
Related Post