最近、膝が痛くて家の中で歩くのも困難なくらいになった私は、整形外科を訪ねました。
そして私は、ガニ股がO脚だとお医者さんに言われ、初めて自分がO脚だと知りました^^;
一応、膝は何もない、との事でしたが、明らかに膝が痛くなっているので、O脚の歩き方を見直すことにしました。
そこで、O脚を自分で治す方法を詳しく調べてみました^^
目次
O脚だとどんな弊害があるのか?
そもそもO脚とはどのような症状のことを言うのでしょうか?
O脚とは上図のように、両足を揃え、真っすぐ立った時に両脚の間がアルファベットの『O』を描くように開いている症状の事をいいます。
自分の脚がO脚なのかどうかわからない人は、下記の図でチェックしてみると良いかと思います。
軽症であれば、膝のあいだの隙間が少しあるだけで、太ももやくるぶしのあいだはそれほど気になりません。
中程度の症状は、太ももと膝の隙間がやや大きくなり、くるぶし内側の隙間も少しだけ目立つ状態です。
軽度~中度の症状なら、骨盤や膝の位置、筋肉の癖を変えていくと元に戻りやすいです。
O脚が重症になると、全ての隙間がはっきりと目立つようになります。
さらに膝から下の骨がアーチ状に変形してしまい、この状態から改善するには時間がかかります。
O脚の弊害はあるの?
O脚を甘くみてはダメ! 実はO脚は様々な病気の原因になります。
O脚はそれ自体が病気ではありませんが、実は放置しつづけていると様々な病気に繋がって来てしまう恐ろしい症状だということです。
一体どのような病気に繋がってしまうのか?
下記にまとめてみました。
むくみや冷え症
O脚になり股関節やひざの関節が歪んでしまうと、その周りの筋肉も緊張してしまいます。
そのため、血行不良を引き起こしてしまします。
また、股関節やひざ関節にはリンパ節があるため、O脚によってリンパ液の流れも悪くなってしまいます。
結果として、脚にむくみを引き起こしてしまうのです。
腸が「第2の脳」と呼ばれているように、脚は「第2の心臓」と呼ばれます。
なぜなら、脚の筋肉を動かし、血液の循環をサポートするポンプの役割を担っているからです。
人間の全血液の7割は常に脚の部分にあり、脚を動かし、脚の筋肉を収縮っまたは膨張させることでそれらを体中に循環させているのです。
ですから、あまり脚を動かさないと脚の筋肉ポンプが作動せず、血液の循環が悪くなり、よりいっそうむくみや冷え症が悪化してしまう結果となってしまうのです。
ダイエット効果の減少
O脚になると脚の血液やリンパ液の循環が悪くなり、むくみや冷え症を引き起こしてしまう可能性があることを先ほどご紹介しました。
むくみや冷え症と共に、血液やリンパ液の循環が悪くなる事により引き起こされるのがダイエット効果の減少です。
女性としては、頑張ってダイエットしたのに、その成果があまりでないというのはとても悲しいことだと思います。
O脚はそれ自体が病気ではないとしても、このような弊害を招いてしまうの恐ろしいモノなのです。
タコや魚の目
試しに真っすぐにたって、両足の外側を地面につけて見てください。
極端なO脚が再現できると思います。
このようにO脚になると足の外側に重心がかかってしまいます。
結果として脚の内側の筋肉量が低下し、足の外側に余計な力が集中してしまいます。
そのため、タコや魚の目が出来てしまうのです。
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尿漏れ
O脚によって尿漏れしやすくなる可能性があります。
尿を我慢するためには尿の出口付近にある括約筋を引締める必要があります。
この括約筋は骨盤底筋群という股関節のあたりの筋肉と連動しており、尿を我慢するためにはこの骨盤底筋群の力が重要になってきます。
しかしO脚になると脚の内側の筋肉量が低下し、それに伴って骨盤底筋群の筋力も低下していきます。
そのため骨盤底筋群と連動する括約筋にうまく力を入れることができず尿漏れを生じてしまうのです。
このような筋力低下による尿漏れは「腹圧性尿失禁」と呼ばれ、通常中高年の女性に多くみられます。
しかし、O脚を放置し続けているとこれが若い女性にも生じてしまう可能性があるそうです。
恐いですね…><。
変形性膝関節症
これはひざの関節でクッションの役割をしている軟骨がすり減り、最終的に骨が変形してしまい痛んでしまう病気です。
O脚になると、ひざの内側の軟骨部分に力が集中してしまいすり減りやすくなってしまします。
軟骨がすり減り切ってしまうと、骨と骨がこすれ合い、激痛が走ります。
こうなってしまうと脚を動かさずとも激痛が続いてしまいます。
放置し続けるとやがて水が溜まってしまい、さらに激しい痛みが襲ってきます。
こうなってしまうと、専門医を受診する必要があります。
また、ひどい場合は手術となる場合もあります。
膝蓋軟骨軟化症
これは、膝のお皿の裏にある軟骨がこすれて軟化したり、亀裂がはいってしまったりする症状です。
O脚の人は、膝の関節が歪んでしまっているため、通常の膝蓋骨と大腿骨の隙間が正常な状態ではありません。
そのため、膝蓋裏の軟骨がすべりやすく、こすれやすくなってしまいこのような症状が起こってしまいます。
半月板損傷
これは、その名の通り半月板に亀裂が入ったり、損傷してしまう症状です。
通常半月板には均等の負荷がかかるようになっています。
しかしO脚の場合は内側に負荷が偏ってしまうため、通常よりも半月板を損傷しやすい状態になってしまいます。
そのため、このような症状が起こってしまうのです。
なぜO脚になるの?
O脚はそれ自体が病気ではありませんが「見た目が悪いだけで、別に治さなくても問題ないのでは?」と放置し続けてしまうと、上記のような痛みを伴う病気へと発展してしまう可能性があるのです。
では、一体なぜO脚になってしまうのでしょうか?
実は、その原因は「ねじれ歩行」と「反張ひざ」だというのです。
ねじれ歩行
足の小指が薬指の方向に曲がってきてしまう外反母趾や、指が浮いたまま歩いてしまう浮き指、扁平足など足裏に異常があると、足の指が通常のように踏ん張ることができずに足の先が外側に流れてしまうそうです。
いわゆる足の外側に力が集中してしまいながら歩いてしまう「ねじれ歩行」になってしまうのです。
試しに足の外側を地面につけ、歩いてみてください。
これが「ねじれ歩行」を極端にした状態です。
ここまで悪化する事はまれですが、この「ねじれ歩行」が続くと、膝の外側にある「腓骨頭」や股関節の外側の「大転子」という骨が外側にずれてしまいます。
この「腓骨頭」と「大転子」のずれこそがO脚の原因なのです。
反張ひざ
「反張ひざ」は「ねじれ歩行」で生じてしまった骨と関節のずれをさらに悪化させてしまいます。
「反張ひざ」とはひざがふくらはぎの方向に弓状に反ってしまう症状のことを言います。
試しにひざをピンと伸ばして前のめりに立ってみてください。
恐らくふくらはぎの方向に弓状にひざが反ると思います。
これが「反張ひざ」です。
先ほどご紹介した「ねじれ歩行」にこの「反張ひざ」が加わると、歩行時に膝が上がらなくなりO脚をさらに悪化させてしまいます。
「ねじれ歩行」「反張ひざ」の改善
「ねじれ歩行」「反張ひざ」は外反母趾や浮き指、扁平足など足裏が原因となって起こりますから、O脚を治すためにはこの足裏の不調を改善することが必要になってきます。
根本的な足裏の不調が改善されないまま、O脚だけが改善されたとしても、また「ねじれ歩行」や「反張ひざ」が続いてしまいO脚が再発してしまいます。
では、いったいどうすれば足裏の不調を改善することができるのでしょうか?
改善方法を見ていきましょう^^
まずは外反母趾から改善していきます。
外反母趾改善にはテーピングによる矯正が一番効果的とされています。
動画にテーピングの仕方が詳しく解説されておりますので、外反母趾の方はぜひ実践してみてください。
◎you tubeでわかりやすい動画がありましたので、良かったら観てみてくださいね!^^♪
↓
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次に、反張ひざを改善する事も重要です。
反張膝はテーピングなどではなく、骨盤周りの骨の歪みを矯正する事で改善していきます。
すでに歪んでしまっている骨を矯正するためには、エクササイズとストレッチが有効です。
◎骨盤矯正のストレッチのやり方は、次のyou tubeの動画を参考にしてみて下さい^^
↓
O脚を自分で治す方法は?
O脚改善には、エクササイズが有効です^^
いろんなO脚改善エクササイズがありましたので、一つ一つ見ていきましょう。
屈伸運動
内ももや膝などの股の内側の筋肉を刺激してO脚を改善するための、足を閉じた状態でおこなす屈伸運動です。
このO脚改善エクササイズのポイントは、
- 膝が離れないように
- お尻がつきでないように
- 上半身も前後左右にブレないように
ということを注意してください。
タオルを使ったO脚改善スクワット
先ほどのエクササイズにタオルを追加したバージョンです。
タオルを挟んだ状態で行うことで、膝への意識が途切れにくくなる点がメリットです。
(ヒザに挟むタオルは厚み2-3cmほどにしましょう。)
座ったまま内転筋を鍛える
内もも(内転筋)を刺激することの出来る座りながら行えるエクササイズです。
図中ではボールを使っています。
家にない場合はタオルを巻いて筒状にすることで代用してもOK!
開脚運動で骨盤・股関節の歪みを解消する
股関節が硬くなることで骨盤が歪み、O脚の原因となります。
開脚を行うことで股関節の柔軟性を上げ、O脚の改善に役立ちます。
体が固い方は開脚って辛いですよね…。
ご自身の出来る範囲で徐々に慣らしていくことが大切です。
(無理はしないでくださいね。)
◎you tubeでO脚を矯正できる動画を見つけましたので、貼っておきますネ!^^
↓
どうでしたか?
エクササイズうまく出来ましたでしょうか?^^
まとめ
今回調べてみて、少しエクササイズをやってみたんです。
そしたら、心なしか足がまっすぐ寄りになった気がしました^^v
主人もO脚で、一時期毎日エクササイズをしていて、かなり改善したと言っていました。
自分の努力次第で、O脚が治るなら、それに超したことはないと私は思います^^
エクササイズ、おすすめです♪