京都の金閣寺…。
ものすごく有名ですよね^^
近くにありながら、一回も観に行った事がありません。
今度行ってみようと思い、金閣寺をより楽しむために、金閣寺の見どころを詳しく調べてみました!^^
目次
金閣寺の見どころは?
歴史の教科書にも必ず載っている金閣寺。
まず、この金閣寺、正式名称があるのは知っていますでしょうか?
(これ、学生のテストで絶対出るやつですねー)
金閣寺の名称は、
鹿苑寺(ろくおんじ)
です。
お釈迦様の舎利(お骨)を奉った舎利殿の事だそうです。
でも、見た目から「金閣寺」と呼ばれるようになったとの事。
その金閣寺。
私の金閣寺のイメージは、コレ!!
↓
そう、「一休さん」のアニメに出てきます^^
一休さんに出て来る「将軍様」のバックに金閣寺が出ています。
この「将軍様」は誰なのか!?
後の「歴史的背景」の項でお話したいと思います^^
外からの見どころは?
お寺の正面の総門を入る前に見ておきたいのが、
金閣寺を囲む土塀
です。
黄色い塀で囲まれた土塀には、
5本の白線
が引かれています。
これは、もっとも高い寺格を表すのだそうです。
元々は、皇族が出家して住職を務めた門跡寺院の土塀の壁面に、その証として5本の定規筋を引いたのが始まり。
そこから、定規筋の数が寺の格式を示すようになり、5本線が最高格式を表すものとなった。引用:ウィキペディア
なんか、塀の線にも意味があるなんて知りませんでした^^;
こうの過去の人が色々やっていたら、後世の子供は「歴史」の覚える量が膨大に増えて大変ですねー、とロマンも何もない現実的な事を思ってしまいました。笑。
金閣寺の敷地面積は?
金閣寺の敷地面積は4万坪で、その大半を占めているのが庭園や池です。
金閣寺が建つ前に広がっている池は鏡湖池(「きょうこち」と読むらしい)があり、そこには島や献上された石が今でもおいてあるそうです。
金閣寺にかかったお金は?
足利義満が金閣寺を建てた際に使ったお金「100億円越え」とも言われ、昭和の大修理で使ったお金が「7億4000万円」。
金箔なので、そこに使っているお金はやはり半端なかったようです。
合計は、107億4000万円ほどということで、かなりかかっていますね。
後世の人が観るに値する金額です^^;
金閣寺の歴史的背景
出典:江戸ガイド
金閣寺についての歴史的背景を知っていると、金閣寺をもっと楽しめると思います^^♪
上の項で、「一休さん」の事を書きましたが、一休さんのアニメで出て来る将軍様というのは、
室町時代の第3代将軍 足利義満(あしかがよしみつ)
です。
金閣寺を作った人です。
金閣寺が建ったのは1397年、応永4年。
足利義満は河内の領地とこの金閣寺がある土地を交換して、その土地に金閣寺を建てました。
1224年、金閣寺が建つ前の西園寺という建物が建てられました。
それを建てたのが藤原公経。
藤原と付く一族の1人です。
1397年、鎌倉幕府が衰退した後に荒れ果てた西園寺を足利義満が譲り受け、金閣寺が建設されました。
北山殿と呼ばれる別荘がこの金閣寺なんだそうです。
足利義満の死後、禅寺として形を変えて今の状態に近くなりました。
1649年と1906年、戦や雨風でダメージを受けた金閣寺の大修理がされ、
1950年、放火により金閣寺は全焼します。
1952年、全焼により焼け落ちてしまった金閣寺を放火から約年後に再建がスタートしました。
そして、再建が終わったのが1955年とされています。
再建が完成するまでに3年かかったんですね。
1987年、昭和の時代に金箔の張替えや天井画の補修を大々的に行われ、現在、金閣寺として出来上がっているイメージは、この昭和の大修理後の金閣寺というわけです。
ー暗い歴史ー
歴史には暗い話がつきものですが、金閣寺にもありました!
上記でも前述しましたが、元々、金閣寺が建っているところには、別の建物が建っていたそうです。
それが「西園寺」。
この西園寺を建てた人は藤原公経で、山荘を同時に経営しています。
しかし、この西園寺に後醍醐天皇を招待し暗殺しようとしたらしく、逮捕された後、処刑されてしまったとされています。
その後、この領地は没収され、どんどん衰退していきました。
その衰退した土地と西園寺を手に入れたのが、当時の将軍足利義満だったのです。
金閣寺のおみやげオススメは?
金閣寺に行ったら、そこならではのお土産も楽しみの一つだと思います。
お土産も見どころの一つだと思いますので、調べてみました!^^
●千本玉壽軒 1箱6個入り900円
菓子屋「千本玉壽軒」が金閣寺限定で販売している「金閣」は、不動堂茶所でお抹茶と一緒についてくるお菓子です。
金閣と衣笠山の印に、金箔をかざった豪華な和菓子です。
中の餡子には、金閣寺納豆も入っており、その塩辛さがなんともいえません。
販売店:「千本玉壽軒」
住所:京都市北区金閣寺町1(不動堂売店・駐車場売店)
電話番号:075‐461‐0796(千本玉壽軒 本店)
営業時間:9時から17時まで(金閣寺に準ずる)
定休日:年中無休
●「きなこもち」 1箱756円
雲龍という京銘菓で有名な「俵屋吉富」が金閣寺限定で販売しているお餅です。
香り豊かなきなこがまぶされたやわらか~いお餅です。自分用のお土産にぜひ買っておきたい一品です。
残念ながらネットでは販売されておらず、これを買いに金閣寺に行きたいという人もいるほどのおいしさです。金閣寺境内の中の臨時売店であり、きなこもちは春と秋しか販売されないという限定商品です。
販売店:「俵屋吉富」
住所:京都市北区金閣寺町1(不動堂売店・駐車場売店)
電話番号:075‐432‐2211(俵屋吉富 本店)
営業時間:9時から17時まで(金閣寺に準ずる)
定休日:年中無休
●「鹿苑」 1個160円
金閣の焼印がおされただ円形のどらやきです。
中の粒餡には京都産の丹波大納言が使われています。
金閣寺の正式名称である「鹿苑寺」から、「鹿苑」と名付けられています。
金閣寺からは約500メートルに位置し歩いて7分ほどかかりますが、それでもちょっと足を運んでみたい京菓子屋さんです。
平野神社や、わら天神宮にまつわるお菓子も販売されています。
販売店:「鹿苑」
住所:京都市北区衣笠天神森町38
電話番号:075‐463‐0338
営業時間:9時~18時30分まで
定休日:水曜日、最終週の火曜日
金閣寺ってどこにあるの?
金閣寺へのアクセスはバスを利用するのが一般的となっており、JR京都駅及び阪急河原町駅から市バスが運行しています。
またタクシーを利用した場合、料金は2,500~3,000円前後(京都駅から)となりますが、渋滞に巻き込まれたりすると料金も跳ね上がりますのであまりおすすめではないようです。
※京都駅のタクシー乗り場は2016年春より従前までの南口(八条口)乗り場から120mほど西の所に専用のタクシー乗り場が設けられました(現地に案内看板有り)。
●車
金閣寺は碁盤の目のように整備された京都の道でも一番北西側に位置し、車で来る場合は京都市の西側を南北に走る西大路通りを北上していくと金閣寺前の交差点に出るのでそこを左に曲がると駐車場への案内看板が見えてきます。
所用時間:
名神高速道 京都南出口から約30分、京都東出口から約25分
阪神高速鴨川東出口から約15分
●バス
金閣寺最寄りのバス停は「金閣寺道」で新幹線発着駅であるJR京都駅から2系統運行しています。
また下記の通常ダイヤに加えGWや秋の紅葉シーズン時には「京都・世界遺産回遊バス( K’LOOP)」や「二条城・金閣寺エクスプレス」といった特別観光バスが京都駅から運行しています。
・JR京都駅から
市バス101系統、205系統で金閣寺道(京都駅から約30分。バス停から金閣寺まで徒歩5分 料金230円)
・阪急河原町駅から
市バス12系統で金閣寺道(阪急河原町駅から約35分。バス停から金閣寺まで徒歩5分)
※市バス101系統は通称「洛バス」と呼ばれる観光路線バス
出典:京都市交通局
便利な1dayパス♪
実際使ってみて便利だったのが、1dayパスだ。
バスや地下鉄など、パス1枚で乗り降り出来、元が優に取れてしまうという便利なもの。
ぜひぜひオススメです^^v
★詳しくはコチラをご覧ください→京都市交通局
金閣寺の営業時間と拝観料
金閣寺に入るには、拝観料を払う必要があります。
金閣寺の拝観料は、大人 400円(高校・中学生は300円です。団体割引はありません) です。
営業時間は、9:00~17:00 です。
門をくぐると、鐘楼があり、一撞き200円で撞けます。
金閣寺の鐘の音をお聞きになりたい方は撞いてみましょう♪
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まとめ
なんだか金閣寺楽しみになってきました^^♪
やはり、知っていて建造物を観るのと観ないのとでは、楽しみの度合いも違いますものね。
金閣寺に行く時の参考になれば幸いです。
追記:
後日、金閣寺に行ってきました!^^v
やはり、全身金色の建物はテンションが上がりましたねー!♪
なんだかナニかを思い出すような…
出典:amazon
↑コレだ!!笑。
金閣寺は雅で、きらびやか。
外国人観光客も大勢来ていました。
やはり、見ごたえがありますね。
銀閣寺は地味な感じだったけど、こっちは派手で、やはり個人的には金閣寺のほうが好きだな…^^
敷地内は歩くのにちょうど良い広さ。
一旦金閣寺の傍を離れると、元には戻れないので、納得がいくまで見ておくことをオススメします。
写真もアップしてみました^^♪