最近は、自治会に入らない人が増えていると聞きます。
でも、自治会に入らないと、ゴミ捨て場にゴミを捨てれない…という問題から、自治会を抜けたくても抜けれない人が多くいるというのも聞きます。
そこで、自治会を抜けたいのにゴミ問題で抜けれない人のために、解決方法を詳しく調べてみました。
※「自治会を退会したい人!ゴミ出し問題の解決方法は?①」の続きとなります。
市役所への問い合わせの方法は?
それでは、ごみ出し方法についてどこに問い合わせたら良いの?
という話なんですが、これは、
市役所
です。
そこで、市役所の担当課に問い合わせる場合についての方法を書いてみたいと思います。
市役所の担当課に問い合わせる場合は、電話よりもEメールのほうが良いようです。
上記の廃棄物の処理及び清掃に関する法律と、判例を記しておけば、
「ごみ集積所は自治会が管理していますので、自治会に入会ください。それ以外のごみ出し方法はありません。」という無知な返答を防ぐことができると思われます。
もし担当者に問題を解決する能力が無い場合、担当者が独断で判断していると考えられる場合、「自治会が管理しているごみ集積所が使えない場合は、ごみ処理施設に持ち込みください。」という返答があった場合は、どうしたら良いのでしょうか?
そういう時は、
市のウェブの市長公室ページからEメールして、状況を伝える
という事をしてみる事をオススメします。
戸建住宅で構成されている地域で、自治会会員が使っているごみ集積所にごみを置けない場合は戸別収集方式になりますが、その市に前例が無い場合は、市役所は拒否することが考えられます。
その場合、面倒くさいかもしれませんが、説得して、その市に前例を作ってみましょう。
案が通った時、自分の「自信」にもつながりますし、自分も後々同じ状況の方にも助かる事と思います。
自治会&町内会の無い国とは?
少し本題から逸れますが、世界では、自治会&町内会の無い国もある、という例を書いてみたいと思います^^
世界で自治会&町内会の無い国がどんなものなのか?
自治会&町内会はいらないと思っている方々!
これから自治会を無くそうとしている方、どういう風に自治会の仕事を解決しているか、参考にしてみてはいかがでしょうか。
参考:REALISER(この項の参考も) によると、自治会&町内会が無い国は、
- アメリカ
- イギリス
- カナダ
- オーストラリア
- デンマーク
- フランス
- フィンランド
など。
欧米の先進国には、一般的な仕組みとしては、町内会は存在しないようです。
例えばフランス。
フランスでは、町内会がなくても支障を感じてはいないようですし、地域の掃除に関しては、徹底して公共サービスが行なっているとの事。
また、ゴミ分別は個々人の責任とされているそうです。
日本の町内会が担当するような、
- 住民の出入りの管理
- ゴミの分別回収や清掃
- 街灯の保守点検
- 行政からの広報
などの事業は、すべて
行政=地方自治体
が行っているようです。
費用について、例えばロンドンでは、カウンシルタックスという地税があり、それを毎月納める(居住地区や、家の広さによって金額が異なる)ことになっているそうです。
この地税(納税は義務となっている)が、ゴミ処理や街の清掃等多方面で使用されるのです。
日本では住民税に当たるようですが、ロンドンではこの地税ですべてを賄うようなので、税金の使い方がとても上手いとしか言いようがないです。
はっきり言って、羨ましい!!
税金の使い方は、日本はかなり下手だと言わざるを得ないでしょう。
自治会を退会する決心がついた人は
最後に、自治会を退会する決心がついた人。
エライ!!
とエールを送らせていただきます^^
退会するには、自治会長さんに「退会届」を出しましょう。
退会届ってどうやって書くの?
と疑問に思われた方のために、ひな形を探してみて、一番シンプルだったのがコレ。
(見にくい方は、画像の下に文章を載せましたので、そちらをご覧ください)
↓
出典:土岐ヶ丘町内会ブログ
退 会 届
○○町内会会長 様
私は○○町内会を退会したく、退会届を提出します。
年 月 日
住所:○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
氏名(世帯主):○○○○○○○○○○○○○○○
電話番号:○○○○○○○○○○○○○○○○○○
と、最後のこの項は、ゴミ出しには関係ないかもしれませんが、私も疑問に思っていた退会の仕方を調べてみてわかったことです。
口頭で会長に退会の旨を伝えればいい、と思っていたら、ちゃんと文書で出さないといけなかったのですね^^;
自治会自体、先で滅びゆく制度なのですから、ギリギリまで自治会にいてると、役員等しょっちゅうしないといけなくて割に合わないです。
なので、さっさと皆が退会しまくって、制度を変えたほうが早いんじゃないでしょうか。
無駄なシステムに血税を補助金として自治会に投入されるよりは、行政に自治会の仕事をしてもらって、担当者がお給料として労働分もらわれているほうが良いです。
お給料もらっている以上、ちゃんと仕事もしてもらわないといけないですしね。
住民に無償で自治会の仕事をやらす事自体がずうずうしいんですよ。
その上、会費・募金まで取られてますからね。
いいかげん、行政の仕事を自治体にさせるのは止めさせたほうが良いでしょう。
まとめ
2020年、女性の半数が50歳を超える。
2024年、全国民の3人に1人以上が65歳以上になる。
2033年、3戸に1戸が空き家になる。
2040年、自治体の半数が消滅する
上記にあるように、2040年には自治体の半数が消滅することが予測されています。
そして、国自体、200年後、300年後には危ういとの予想もされている。
先の何百年後かの問題の解決方法より、自治体問題はもう目の前なのです。
なので、自治体運営委託料を市町村に払って、自治体がやっていた仕事を市町村にやってもらうべきです。
上のほうで書いたフランス方式ですね。
ソロ社会(一人世帯)も先では5割になるという予想もあるので、自治体のシステム自体が昭和の古いシステムなので、時代に合っていない(何度も言いますが)と私は思います。
もし、体力・気力がある方は、自治会&町内会を退会しづらい(ゴミ問題等)、という事自体おかしいので、いっそ先を見越して、問題を根こそぎ解決する、という方法のほうがスッキリするのではないでしょうか。
問題を根こそぎ解決する=自治会を解散する
等。
最初から自治会&町内会に入っていない人はともかく、途中で退会する人は今後の若い世代の人達のためにも問題解決をしてみてもいいかもしれません。
それが結局は自分をも助け、人をも助けて自分のためになると思うのです。
国や市町村には、時代に合ったシステムをどんどん採用していってもらって、住民が住みやすい社会になるといいなぁと思います^^
追記:2017.9.21
私の住んでいる市役所(総務課)に足を運んで、
「自治会に入ってない人は、ゴミ問題をどうしたらいいか?」
と聞いてきました。
すると、
「ゴミ収集車に直接ゴミを渡してもらうか、ゴミ清掃場へ直接持ち込みしてもらうか、ですね」
との回答でした。
で、自治会を解散した場合は、会長がゴミ清掃社と交渉して、そのままゴミ収集場のゴミを取りに来てもらう、という事はあるようです、との事。
個別では収集していない、と清掃社も回答。
この事から、「市によってバラバラだということ」がわかりました。
一軒家に引っ越しを考えられている方は、
- ゴミが個別で収集されている市(町)
- 自治会が解散もしくは、新興住宅街で最初から自治会が無い所
を探して住むほうがオススメです♪^^
あと余談ですが、個人的には、「田舎」に住むと、
「男女差別」
が未だにある所があります。
役員や班長で、旦那さんのほうを出させようと、
「旦那さんにやってもらいはったら?」
とか言ってくる人がいてたりします(これは実際私が言われた言葉です)。
共働きが多い現代なのに、です(大概は年配の男性が古い考えで言ってくる)。
結局、日本は老人に足を引っ張られてストレスを感じている。
でも、老人の人数が多いのと、「年配者を敬え」的な風潮で、ハッキリ言えないのが現状だ。
しかし、「老害」という言葉があるぐらい、敬えない年配者が増えている。
なので、自然が多いからと言って、田舎な考え方が定着した所は若者が合うかどうか…。
よくよく考えてからお家を決めたほうが良さそうです。
私的には、老人は老人の町を作ったほうが同じ考えの人が多いんじゃないかなーとか思います。
老人、子供アリ家族、子供なし夫婦、独身、というので町を分けてみたらいいのでは?
実際、「金持ちの町」があるくらいですから、そういう感覚で分けてみてもいいかも。
案外、こういう奇抜な解決法が吉と出る場合もありますしね^^
追記:2021.3.13.
最近、YAHOO JAPAN不動産での質問のベストアンサーの回答がかなり良かったので、こちらでURLを載せておきたいと思います。
◎「アパートの物件情報に『自治会費✖✖✖円別途』と書かれている物件がたまにあるのですが、アパートでも自治会に入らないといけないのですか? 出典:YAHOO JAPAN不動産