マイナンバー導入で、個人資産を会社に知られたり、他人に知られないように金庫を考えている人が増えているそうです。
また、ゼロ金利で、銀行に資産を預けていても仕方ないので、自分の家で現金として持っているほうが良いのではないか?と考える人もいるとの事。
そこで、家庭用の金庫はどんな種類があるのか詳しく調べてみることにしました。
目次
家庭用金庫の種類はどんなのがあるの?
家庭用の金庫と言っても、いろんな種類があります。
大きく分けて、金庫の種類と鍵の種類に分かれます。
それぞれ、いろんなタイプがありますので、一つ一つ見ていきましょう^^
金庫の種類別
家庭用の金庫で大まかに種類別で見てみると、
- 耐火金庫
- 防盗金庫
- データセーフ金庫
- 耐火キャビネット
- 投入金庫
- シークレット金庫
- 手提げ金庫
- 壁金庫
- キャビネットタイプ
- ポストタイプ
- データメディア用
などになります。
家庭用だけでもいっぱいありますね~@@;
そして、下記は、それぞれの金庫がどのようなものかの説明になります。
耐火金庫
耐火金庫は主に「火災対策」として使われるようです。
国内では、日本工業規格(JIS)、米国ではアンダーライターズ・ラボラトリーズ(Underwriters Laboratories)の規格(UL)に基づき、
- 夜間のビル火災
- 地震の衝撃やそれにともなう二次災害としての火災
- 大火災時・消火活動が困難なケース
を想定し、厳しい耐火試験の基準が設けられているとの事。
半永久的に使えると思われがちな金庫ですが、
耐火金庫に限っては、耐火材の発泡コンクリートに含まれる水分が少なくなり、
耐火性能が低下するため、金庫には有効耐用年数があります。
例えば、日セフ連(日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会)では、
有効耐用年数の基準を製造後20年として、これを目安に買い換えやセキュリティの見直しをすすめています。
既に耐火金庫をお持ちの方、その金庫は大丈夫でしょうか?
もし、1980年代以前に金庫を買われた場合は、早急な買い替えの検討が必要なんです。
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防盗金庫
盗難から収納物を守る為に作られた金庫。
扉の厚みや構造、鍵の丈夫さなど耐火金庫とは全く異なる構造となっていて、 扉を支える蝶番が頑丈です。
扉を固定するかんぬきが太く、本数も多い。
と、かなり耐火金庫と違いがあります。
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データセーフ金庫
ほとんどの磁気メディアは60度前後でデータが破壊されてしまうそうです。
しかし、一般の耐火金庫では、庫内の温度を177度以下に抑える基準になっています。
これでは、大切なデータを焼失してしまうかもしれません。
データセーフ金庫は、磁気メディアの敏感な保管条件に合わせ、庫内温度52度以下、湿度80%以下に抑える構造となっています。
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投入金庫
現金の管理に最適。
上部から投入すると、下部金庫部分に現金が移動するしくみになっています。
下部金庫を開けられる管理者のみ、取り出し可能な金庫なのです。
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シークレット金庫
本型やハンガー型というのがメジャーで、本に似せた金庫があったりハンガーに似せていたりと、文字通り「隠し金庫」のことです。
◎you tubeで動画を見つけましたので、↓に貼りつけておきますネ!
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手提げ金庫
手提げ金庫は文字通り手で持ち運べるほどのサイズの金庫の事。
主に、商売など外で金銭の受け渡しを行う時などに使われます。
小型で持ち運べる半面、安全性は皆無ですから、まとまったお金や、通帳と印鑑を一緒に入れないようにしたほうがよいでしょう。
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壁金庫
家の壁に直接埋め込むタイプの金庫です。
壁に埋め込むため、侵入者に見つかり難く、持ち去りにくいというメリットがあります。
薄型タイプなら、どんな壁にも取り付け可能です。
金庫の為に壁を厚くする必要がないのは嬉しいことですね。
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キャビネットタイプ
重要書類の保管などに最適なキャビネットタイプです。
通常のキャビネット同じように扱え、万一の火災から書類を守ってくれます♪
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ポストタイプ
金庫の扉を開けなくとも、金庫に金銭を収納できるというもの。
時間外の集金など、金庫の管理者が不在でも利用できるというメリットがあります。
当然扉を開けない限り中の収納物を取り出す事は出来ません。
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鍵の種類別
次に、金庫に必ずついている鍵の種類別で見てみたいと思います。
シリンダー錠
シリンダー錠とは、鍵を差し込み、回して開けるタイプの事。
ほぼすべての金庫はこのシリンダー錠を装備し、他のロック方式と合わせて使われています。
シリンダー錠単体の安全性は高いとは言えませんので、ピッキングによって解錠される可能性があります。
ダイヤルロック
ダイヤルロックは、ダイヤルを回し、メモリを合わせる事で解錠するタイプ。
構造は機械仕掛けなので、信頼性が高く、また比較的安価に作れます。
ダイヤルを合わせるのが多少面倒ですが、金庫を施錠する時は必ずダイヤルロックをしましょう。
テンキータイプ
テンキーによって暗証番号を入力し、解錠するタイプ。
構造は電子ロックなので、電源の供給が必要。
ほとんどの金庫は乾電池で4、5年動作するとの事。
電池が切れると、解錠出来なくなる。
金庫によりますが、専門業者を呼ばなければならない事もあり得ます。
指紋認証式
電子ロックの一種で、個々の指紋を登録して使います。
一度に複数の指紋を登録出来るので、金庫の管理に便利。
テンキー同様、電池切れには気を付けなければならないという点があります。
いかがでしたか?
家庭用でもいっぱいあるので、選ぶのに迷いそうですよね。
そこで、次は、選び方を調べてみました^^
家庭用金庫の選び方は?
それでは、家庭用金庫を選ぶ際に注意しなければいけないことを箇条書きにしてみました^^
-
- 重さ
金庫が簡単に持ち運べない方が良い場合は重さを確認すること。
ただ、マンションだと重過ぎるのは、何かの時にすぐに運べませんので注意。
。 - 耐火性能
30分耐火や1時間耐火、2時間耐火等の違いあり。
。 - 鍵の種類
ダイヤル式か普通のカギ(フラットキーや円筒形シリンダー)かテンキーにするのか。
。 - 防水性能(消防の際の水の侵入が防げるかどうか)
消防の際には、大量の水を放水する事になるので、金庫自体が水に浸水する可能性があるようです。
そのため、火災から書類が守れても鎮火している時の水が金庫内に入ってしまい、
それで書類やデータがダメになってしまうという事もあるようです。
そこで、金庫を選ぶ時には防水性能があるのかどうかは確認しておく必要があります。
。 - デジタルメディア系の可否
メモリーカードやHDDなどを保管しておきたい場合には、
・「UL30耐火テスト:クラス125」や
・ETLの「デジタルメディア耐火テスト」等
の安全性能のテストに合格しているのかを確認しましょう。
上記2つは、火災時にも「記録メディアがきちんと動作する庫内温度」を保てるかどうかのテストです。
。 - 金庫のサイズ
家庭用金庫を選ぶ時には外寸や内寸も確認しておいた方が良いでしょう。
外寸は部屋の置き場所に関わってきます。
家庭用金庫と言っても思ったより大きいと感じると思いますので、あらかじめ置こうと思っている所の長さや高さを測っておいた方が無難かと思います。
内寸に関しては、どのくらい保管する物があるか考えておいた方が良いかと思います。
金庫が来てから保管物を決めると、すぐいっぱいになりやすいらしいです。
これは、調べていて、結構かなり多くの方がおっしゃっていることでした。
- 重さ
上記の中で、特に6.の金庫のサイズはあまり念頭にありませんでした^^;
入れるものを決めてから、金庫のサイズを決めないといけない、ということですね。
金庫価格の相場は?
金庫の種類によってピンキリ。
新品じゃなくても別にいい、という方は、ヤフオクなどで安く売っていますので、
それでも十分です。
※耐用年数が20年ですので、製造年月日には気をつけましょう!
暗証番号が不明、又は鍵を失くした時の対処法は?
金庫に大事なものを入れて、そのまま月日が流れて行く内に、暗証番号忘れや鍵の紛失も多いみたいです。
そんな時はどうしたらよいのでしょう?
暗証番号不明の場合
カギで開ける方向に圧力をかけながらダイヤルを回し聴診器、補聴器などで音を聞く。
開けるパターンが解る金庫ならこれで明けることは可能。
微妙な音の変化で判断します。
自分で無理そうなら、プロの鍵屋さんに頼みましょう。
1万5千円前後が相場だそうです。
高くつきますが、中身を取り出せれば良しとしましょう。
鍵をなくした時
鍵屋さんに依頼しましょう。
鍵が無い場合は、1万8千円ぐらいとの事です。
金庫のダイヤル部分は、空け方が条件により変わってきます。
依頼時鍵屋さんに聞いてみて下さい。
結構面白い話が沢山聞けるとの情報もありますよ~^^
慌てずに、鍵屋さんに依頼するのが得策と言えそうです。
まとめ
いろんな金庫があるのですね。
ビックリしました^^;
金庫を買う時は、ぜひ上記のことを注意して購入したいと思います♪