食事でむせる原因はなんなの?

以前から、主人が食事をする時にむせるのが多い事に気になっていた私。
最近、その頻度が高くなってきましたので、心配性の私は、不安になってきたのです。

そこで、食事をする時にむせる原因を詳しく調べてみることにしました。

 

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なぜ食事をするとむせるのか?原因は?

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まず、私が頭に思い浮かんだのは、遺伝かな?
ということと、食道が細いのかな?ということです。

しかし、遺伝でもありませんし、食道が細いわけでもない、ということだそうです。

 

食物を口の中で咀嚼し(噛み砕くこと)、嚥下(ごっくんと呑み込むこと)すると、喉頭蓋という気管のふたが閉まって、食物が気管に入っていかないようにします。

つまり食物は食道へ入っていくわけです。

何らかの原因によって喉頭蓋が正しくタイミングで閉まらなければ、食物が間違って気管に入ります(誤嚥)。
例えば、急いで食べたときや、食べてる時にしゃっくりが出たり、呑み込む瞬間に息を吸ってしまったりするような場合です。

お年寄りや、なんらかの神経筋疾患でもなることはあり、この場合、遺伝性は否定出来ないとの事。

 

病気の疑いがある?

 

うちの主人は、口いっぱいに頬張って、食事は早く食べます。
ですから、単に早く食べるためにあまり噛まずに押し込んで、飲み込んでしまう、というのが原因かと思っていました。

 

しかし、調べてみると、病気ではないにしても、

嚥下障害

というのがあるということを知りました。

 

嚥下障害とは

嚥下障害とは、摂食・嚥下障害ともいい、食べること、飲み込むことの障害のことで、上手く食べられない、飲み込めない状態をいいます。

 

どんな症状ですか?

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その方の状態によって症状は様々だそうです。

  • 食べるとむせる
  • 形があるものをかんで飲み込めない
  • 食事に時間がかかる
  • 食べると疲れる
  • 食後に痰が出る
  • 食事を摂ると声が変わる
  • 食べ物が口からこぼれる
  • 飲み込んでも食物が口の中に残る
  • 食べ物がつかえる

など。

また、嚥下障害により食事が上手くとれないために体重が減る低栄養や脱水を起こす飲み込んだものが気管に入る(誤嚥する)、飲み込んだもので窒息する、ということもあるそうです。

こ、恐いですね

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嚥下障害(えんげしょうがい)の原因は何ですか?

 

摂食・嚥下障害の原因は様々で、新生児から高齢者まであらゆる年齢層にみられるとの事(図1)。

それでは、もっと詳しくみていきましょう。

 

子どもの摂食・嚥下障害について

 

脳性麻痺ダウン症などの生まれついてのご病気の方や、口やのどなど食べるために使う部位の形の異常、交通事故による脳挫傷や、低酸素脳症になってしまったお子さんにもみられることがあります。

食べる仕組みは生まれ持っているものではなく、経験し、獲得していくものです。

ご病気だけが摂食・嚥下障害の原因になるだけではなく、食べ方を身につけていく過程や環境(食事の大きさや固さ、食べる姿勢、食べさせ方など)が不適切な場合や乳児期の指しゃぶりなど口へものを入れる感触の経験不足なども原因の一つになると考えられています。

 

成人の摂食・嚥下障害

 

乳幼児期に食べる仕組みを獲得していても、成人期において脳梗塞などの脳血管疾患、神経・筋疾患と呼ばれる病気などが摂食・嚥下障害の原因になることがあります。

口に入った食べ物の感触や量を脳へ伝え、そこからどのような動きで食べたらいいのかの指令が下って食べる、飲み込む仕組みが営まれますが、このような病気は指令のやり取りが上手く行かなくなるために、舌が動かない噛めない飲み込めないなどの症状がみられることがあります。

また、口やのどの癌の治療の際に手術をすると、元の形と変わったり、感覚が変わるため、食べる動きが変わることで摂食・嚥下障害が起こることがあります。

あと、口やのどの癌を放射線で治療する場合も治療した部位が硬くなったり、感覚が変わるために摂食・嚥下障害が起こることもあります。

 

高齢者の摂食・嚥下障害

 

加齢に伴い、食べること、飲み込むことに必要な筋力が衰えることによって、食べ物を口の中で飲み込みやすい状態にできない、舌で口からのどへ食べ物を送り込めないなどの不具合が生じやすくなります。

また、のど仏の位置が下に下がること、飲み込む時にのど仏を持ち上げる筋肉が弱くなることによって、飲み込む時に、気道を閉じるのに必要な分だけのど仏が持ち上げきれず、食べ物が気管に入りやすくなる場合があります。

嚥下障害が起こると、食物摂取障害による栄養低下と、食物の気道への流入(誤嚥(ごえん))による嚥下性肺炎(誤嚥性肺炎)が問題になります。

嚥下障害を引き起こす疾患にはいろいろなものがありますが、とくに脳梗塞(のうこうそく)・脳出血などの脳血管障害、神経や筋疾患などでは高い率で起こります。

また、高齢者の肺炎のかなりの部分は、加齢による嚥下機能の低下によって引き起こされる嚥下性肺炎であるともいわれ、高齢化社会を迎えてその対応が問題になっています。

 

治療の方法は?

 

栄養摂取と誤嚥防止の観点から、嚥下障害の程度により治療法や対応を決定します。

栄養摂取に関しては、嚥下障害が軽度な場合には、食べ物の形態を工夫することで、誤嚥しないで飲み込むことも可能であり、あまり心配ありません。

ある程度の障害があると、経口のみでは栄養摂取が不十分になるため、他の栄養補給法に頼らざるをえません。

幸い、栄養摂取については、高カロリー輸液を静脈内に投与する方法や、胃瘻(いろう)カテーテルをはじめさまざまな経管栄養法が発達してきており、生活スタイルに合わせてある程度の選択が可能です。
一方、誤嚥の防止は非常に難しい問題になってきます。

 

誤嚥の治療法は?

 

誤嚥は肺炎を引き起こし、生命の危険を招くおそれがあります。
やっかいなことに、肺炎の発症は誤嚥の程度(誤嚥する量)だけで決定されるものではありません。

誤嚥物の性状、気道からの喀出力、肺の状態や全身状態などが複雑に関わり、場合によっては少量の誤嚥でも肺炎を起こします。

経口摂取をやめても、唾液は分泌されるため、唾液の誤嚥だけで肺炎を生ずることもあります。

 

肺炎すなわち誤嚥を防止するために、気管切開を行ったうえでカフ付きの気管カニューレという器具を装着することが必要な場合もありますが、完全に誤嚥を防げるわけではありません。

嚥下障害の改善や誤嚥防止を目的として、手術治療が行われることもあります
誤嚥をできるだけ少なくして経口摂取を可能にしようとする嚥下機能改善手術と、誤嚥をなくすことを主眼として気道と食道を分離する誤嚥防止術に大別されます。

 

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検査費用は?

円

嚥下造影検査とは 飲み込みの過程や状態を正確に評価する ための検査です。

レントゲン透視下で、 造影剤入りの食べ物を実際に食べていただ き、テレビ撮影を行いながら、口腔・咽頭・ 食道の機能・構造の異常・食べ物の動き等を 評価します。

検査費用は

  • 健康保険1割負担で約 900 円
  • 3割負担で約 2.700 円

です。

※検査の予約は、 「飲み込みの検査」と伝えてください^^

 

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むせないようにするためにはどうしたらいいの?

 

原因については、上記で大体わかったかと思われます。
そうしたら、むせないようにするためにはどうすればいいの?という事になりますね。

嚥下障害でなく、基本的な部分で予防するためには、

  • いすに深く腰掛け、正しい姿勢で食べる
  • テレビを観ながらなどの、「ながら食事」はやめる
  • 急がず、ゆっくり食べる
  • 肉などは小さく切ってから食べる
  • 少量ずつ口に入れ、よく噛む
  • 口の中のものを飲み込んでから、次のものを口に入れる

というようなことを心がけて食べましょう^^

 

嚥下障害にならないために自分でできる予防のトレーニングは?

 

嚥下障害が悪化した場合には、手術などの治療方法もあるそうです。

しかし、ほとんどのケースはリハビリテーションで改善されるとの事。
ですから、日ごろから、次のようなトレーニングをすることで予防や改善ができるそうなので、生活の中に取り入れてみましょう。

食事の前に行うと、より効果的です♪^^

 

呼吸のトレーニング

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腹式呼吸によって深い呼吸を心がけます。

呼吸機能を高めることで、気管に食べ物が入った場合でも排出しやすくなります。

腹式呼吸は、

  1. ゆっくり息を吐き出す
  2. 最後はお腹をへこませるまで息を出し切る
  3. ゆっくりお腹まで息を入れる感じで吸っていきます
  4. これを繰り返す

 

食べ物がのどに詰まったり、むせたりするのは、食べ始めの時にもっとも起こりやすいので、食事の前に腹式呼吸をしてから落ち着いて食べるようにしましょう。

 

発音のトレーニング

 

パ行(パ、ピ、プ、ぺ、ポ)、ラ行、タ行、カ行、マ行を繰り返し発音します。

これらの音を発する時には、食べ物を飲み込む時と同じ器官(口、舌、のどなど)を使うので、器官を鍛えることができます。

 

首や口・舌のトレーニング

 

首や口・舌の周辺の緊張をとり、リラックスさせることで、飲み込む時の筋肉運動をスムーズにすることができます。

 

  • 首のトレーニング→肩の力を抜いて、首をゆっくり前後・左右に動かし首筋をしっかり伸ばすようにします。
  • 口のトレーニング→ほおをふくらませたり、へこませたりを繰り返します。
  • 舌の場合→思い切り前に出したり、引っ込めたりします。

 

これらのトレーニングは、食べ物を口に入れずにできるので、自分で安全に行うことができます
回数などは自分の体力などに応じて、無理のない程度にし、毎日続けるようにしましょう。

 

嚥下障害の症状が進んでいる場合

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病院などに問い合わせ、専門的な治療やリハビリテーションを行っている施設でトレーニングを受けてください。

施設によってトレーニング方法は異なりますが、食べ物を口に入れてうまく飲み込む練習など、より実践的なトレーニングも取り入れられています。

 

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★嚥下障害について書かれた詳しい本を読まれるのもいいかもしれませんね^^ポケットに収まる便利な大きさの嚥下障害の本を楽天で見てみる

 

まとめ

 

将来的に、命の危険性まで含んでいる事が分かり、調べて良かったです。
何でも早めに意識したり、予防をしたりすることが大事だと思いますので^^;

主人の高血圧も調べた後、主人に実践してもらい、半年後の会社の健康診断で、30も下がっていました。
それでも、上が130台、下が90台ですので、油断は出来ません。

体重も、運動を取り入れてもらって、55kg→53kg台に減り、増える一途を辿っていたのをストップ出来ました^^

★高血圧記事に興味のある方は良ければコチラをご覧ください^^https://ukihana47.com/archives/2058

 

食事でむせる原因のこの記事も見てもらって、改善してもらおうと思います。
また、結果が見えてきましたら、こちらで追記させていただきます^^

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