プロゲステロン(黄体ホルモン)を増やす食べ物はコレだ!

女性の方は、毎月きちっと生理が来ていますでしょうか?

歳を取ってくると、生理の周期がバラバラだったり、生理過多や過少、無月経など色々出て来るかと思います。

今回は、排卵はあるけど血としてなかなか出て来ない原因…

「プロゲステロン」という黄体ホルモンを増やす食べ物を調べてみました^^

 

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生理が起こるしくみは?

生理のリズムは、

  • 卵胞ホルモン(エストロゲン)
  • 黄体ホルモン(プロゲステロン)

という2つの女性ホルモンの分泌で生まれます。

一般的に生理周期は約4週間(28~30日)を1サイクルとし、生理が始まってからおよそ14日目に「排卵」が起こります。

こうしたホルモンの影響によって女性の身体や心の状態は4つの時期を繰り返します。

 

自分は正常な生理?異常な生理?どっち?

同じ女性でも生理も人それぞれ、個人差があります。
自分が正常な生理で来るか、異常な生理であるか、下記の目安を見て判断してみましょう。

正常な生理の目安

周期は25~38日間。
ずれても予定日の前後2~5日程度なら正常です。

精神的なストレスで1週間ぐらいずれることもあるそうですが、生理の期間は3~7日間。
量は20~140mLで、生理痛はいつもの日常生活が送れ、市販の鎮痛薬でやわらぐ程度なら心配はいらないとの事です。

異常な生理のめやす

それでは、異常な生理の症状例を下記にあげてみましたので、自分の生理症状と比べてみてください。

~頻発月経~
1カ月に2回、3回と生理がある状態。
まず基礎体温をつけ排卵があるかを調べましょう。
いずれもホルモン治療が必要ですが、頻発月経はホルモンバランスのくずれる更年期に近い女性に多く、生理ではなく不正出血の場合もあります。

~排卵がない(無排卵性頻発月経)~
排卵はあるが卵胞期(低温期)が短く、生理から排卵までの期間が短い(卵胞期短縮頻発月経)。
排卵後から次の生理開始までの高温期が短い(黄体機能不全型頻発月経)。

~希発月経~
成熟期の女性で周期が39日以上と長過ぎる生理。
排卵があればそれほど問題はありませんが、ない場合は不妊症や無月経の原因にもなることがあり、ホルモン療法の必要があります。

~過多月経~
生理の期間が8日間以上続いたり、眠るのが怖いほどの量やレバー状の大きなかたまりが出たりします。
ホルモンバランスの崩れや子宮筋腫、子宮腺筋症などの可能性もあります。

~過少月経~
出血して3日以内で月経が終わったり、2日目でナプキンの交換が必要ないほどの少量の場合、無月経の前兆症状の場合もあります。

 

黄体ホルモン(プロゲステロン)の働きは?

黄体ホルモンは、受精卵が着床しやすいよう子宮内膜のふわふわな状態を維持してくれます。
受精卵が着床した後には妊娠を維持する働きがあります。

妊娠が成立すると、出産後に赤ちゃんを育てるための準備として、黄体ホルモンの働きで乳腺が発達してきます。

流産や早産の原因は様々ですが、黄体ホルモン不足が原因の一つになることもわかっているため、妊活中だけでなく、妊娠中に黄体ホルモンの分泌量を適切に保つ必要があります。

また、黄体ホルモンには体温を上げる作用があり、生理周期の中で「高温期」に入るのも、黄体ホルモンのおかげです。
黄体ホルモンが正常に分泌されないと、基礎体温が上がらず、「低温期」が続きます。

このように黄体ホルモンには様々な役割がありますが、黄体ホルモンが多ければいいというわけではないようです。
卵胞ホルモンとバランスよく分泌されることが重要なのです。

 

プロゲステロン(黄体ホルモン)を増やす食べ物は?

黄体ホルモンは体内で生成されるので、黄体ホルモンの分泌を促す栄養素を積極的に摂取することで、黄体ホルモンを増やせる可能性があるとの事。

ただし、食事や栄養素と女性ホルモンの関係については、まだ医学的に明らかになっていない部分も多く、「これさえ食べていれば大丈夫」という食材があるわけではありません。

なお、黄体機能不全などが原因で、黄体ホルモンの分泌量が極めて低い場合は、ホルモン剤を投与して補充することもあるそうです。
その場合、まずは治療を優先し、食事によるホルモン改善は補助的な方法として考えたほうが良さそうです。

 

ここでは、女性ホルモンのバランスを整えるといわれている栄養素を3つご紹介します。

  1. ビタミンEビタミンEには、脳下垂体に働きかけて女性ホルモンのバランスを整える働きがあります。
    また、末梢血管を広げて血行を促進する作用もあります。
    バランスの良い食事をしていれば、特にビタミンEが不足する心配はありませんが、外食が多い人や偏食の人、ダイエットによって油分を制限している人は、不足する可能性があるようです。

    過剰摂取の心配が少ないビタミンなので、普段の食生活の中で不足していると感じたときには、積極的に摂るように心がけましょう。
    ビタミンEが含まれる食材は、油と一緒に摂取すると吸収効率がアップします。

    ビタミンEを多く含む食べ物
    魚介類:あゆ、ニジマス、うなぎの蒲焼、するめなど
    野菜・果物類:かぼちゃ、モロヘイヤ、パプリカ、アボカドなど
    種実類:アーモンド、ヘーゼルナッツ、落花生など
    油脂類:ひまわり油、サフラワー油、コーン油など

  • ビタミンC 

    ビタミンCは、黄体ホルモンの生成・分泌に直接関わるわけではありませんが、ビタミンEと一緒に摂ることで、相乗効果により抗酸化パワーを高めてくれます。 

    ビタミンC単独でも、体の免疫力を高め、風邪の予防や回復を早める作用を持っています。
    また、ビタミンCが不足するとストレスに弱くなり、心身の不調を引き起こす原因になりますので、少し意識したい栄養素ともいえます。ビタミンCを効率的に取るには、数回に分けてこまめに摂取するようにしましょう^^

    ビタミンCを多く含む食べ物・飲み物
    緑黄色野菜:パプリカ、にがうり、ブロッコリーなど
    果物類:キウイフルーツ、柿、いちご、グレープフルーツなど

  • 亜鉛 

    亜鉛は、細胞が新しく作られるのを活発にさせ、免疫力を高める作用を持っています。
    また、ホルモンの合成の手助けをしたり、分泌量を調整したりする働きもあるため、女性ホルモンの分泌を活性化させるといわれています。精子の形成にも関わっているので、女性だけでなく男性パートナーも一緒に摂りたい栄養素ですね。

    偏食の傾向があったり、加工食品ばかり食べていたりすると、亜鉛不足に陥ることもありますので、栄養バランスの取れた食事を日頃から心がけたいものですね。

    ●亜鉛を多く含む食べ物
    魚介類:カキ、タラバガニ(缶詰)、するめなど
    肉類:牛肉、豚レバーなど

  • どうでしたか?
    日常的に上記の食べ物をバランスよく摂取していたでしょうか?

    黄体ホルモンは妊娠・出産の過程において、とても重要な働きをする女性ホルモンです。
    日頃から、ホルモンバランスを整えるのに役立つ栄養素を少し意識してみると良いかもしれません。

    何より重要なのは、栄養の偏りがなく規則正しい食事をすること、食事がきちんと吸収されるように腸内環境を整えることです。
    特定の食材ばかり過剰に摂る必要はないので、1日3食、バランスの良い食事を心がけてみてくださいね^^♪

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    その他にプロゲステロンを増やす方法は?

    食事以外でのプロゲステロンを増やす方法は、

    サプリ

    があります。

    ★プロゲステロンは市販でも買えますが、楽天でも購入できます^^♪コチラ

    料理をアレコレ考えるのが面倒な人は、サプリのほうが良いかもしれませんね。

     

    あまりに生理が来ないようなら…

     

    あまりに生理が来ないようなら、病気が隠れている場合もあるので、異常の目安を知り、不安を感じるようなら婦人科に相談に行きましょう。

    病院へ行く目安は、

    1. 月経が7日以上遅れているときや、妊娠に関係なく2カ月以上来ていない時
    2. ナプキンが30分も持たない出血や大きな塊を伴う時
    3. 持続期間が10日以上の時や一度終わったのに再び出血するいわゆる不正出血がある時
    4. 痛み止めがきかない強い月経痛が繰り返す場合やこれに便通時の痛みや不妊を伴う場合です。

    です。
    症状によっては、ホルモン治療が必要な場合もあるので、よく先生に診てもらいましょう。

    まとめ

    毎月生理が煩わしいなぁ、と思っていたら、生理の周期がバラバラになったり無い月が出てきました。
    ちょっと不安になって、調べてみるきっかけになったのですが、どうやら栄養の偏りや不規則な生活のせいみたいですf^^;

    もう少し自分の身体を大事にしてあげないと、本当に婦人科にお世話になりそうです。
    食事で元に戻れるなら戻してあげたほうがいいですものね。

    女性の身体はデリケートなので、女性のみなさん、気を付けてくださいね!

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