庶民がある程度余裕のある生活を送るには?

よく、お金について、「これからどういうふうに貯金していけばいいでしょうか?」という相談をSNSで書かれているのを見ます。

なので、今日は、結婚10年以上になった私が、ある程度お金について見えてきた事を書いてみたいと思います。
まだまだ、これから気付いていくとは思いますが、現時点での気付きです。
そして、支出は人それぞれなので、一つでも参考になれば幸いです^^

 

 

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庶民がある程度余裕で暮らすには選択次第

収入や支出は人それぞれです。
でも、私は、ある程度、自分を幸せにするには、

理性

の一言に尽きる、ような気がするのです。
具体的に言いますと、「収入が低ければ、高額な支出は絶対控えること。」です。

これ、「そんなん分かってるよ。」とか言われそうですけど、「じゃあ、子供を作らない選択は出来ますか?」と聞くと、「それは論外でしょ。」と言われそうです。

でも、人生での三大支出は、

  1. 住居費
  2. 養育費
  3. 老後費

です。むしろ、住居費より養育費のほうがかかるのです。
現代は、子供一人につき3000万円かかるとも言われています。
自分の子供の費用だけではなく、将来的に孫費用もかかったりします。

もし、夫が年収300万だった場合、40年間働いて、ざっくり1億2000万円の生涯収入で、子供2人作ったとして、6000万、生涯収入の半分を養育費に取られるわけです。

残りで、戸建てを購入してしまうと、住宅ローンを組み、元本よりかなり多くの利子を払わなければいけなくなります。
例えば、2000万円で購入したとして、35年ローンを組んだとしたら、金利だけでも最低元本の1/3以上は払わないといけなくなると思います。(頭金にいくら入れるかにもよりますが…)

新築物件だと、オプションでつけるものなどにもお金がかかるので、余計にお金がかかります。
なので、残りの6000万から半分くらい持ってかれる、と見ておかないといけないとして、残り3000万。

その3000万で、生活費全部と、老後資金は無理でしょう。

奥さんと共働きでも、子供が出来ると辞めないと無理になってくるご家庭も多いと思うので、それを視野に入れておく事も必要ですし、10年に一度の不景気も来るので、旦那さんのリストラ、も想定内として入れておかねばいけません。

そんな事考えてたら、キリがない

と言う方は、残念ながら家計が破綻して生活保護になる可能性がある、と言わざるを得ないと思います。
年収300万モデルで話しましたが、平均年収の400万台でもあまり変わりません。

まず、支出を理性的にカットする事によって、人生に「ゆとり」を作り出せるかどうかの分かれ目になります。

「子供」を産む事が人生の目標(幸福)としている人は、家計が低収入だとしても、「産まない」選択は無いかもしれませんが、そういう人はこの記事は参考にならないのでスルーしてください。

 

 

そして、養育費の次にかかる、住居費。
これは、購入か賃貸か…。永遠の疑問だったりします。

これは、私も難しいと思うのですが、私個人の考えとして書きます。

若い内(20代・30代)なら、戸建てを購入してもいいと思う。
ただし!!

ただし、住宅ローンは10年以内で返せる額にする、という事です。
月々の返済額も、奥さんのパート代のみで余裕で返せる額にしておき、ボーナス払いはなしにする。

新築だと難しい場合は、中古を購入して、DIYで徐々に綺麗にしていく…ぐらいの感じでいいと思うのです。
中古だと、もしなんらかの近所問題があって、引っ越ししたくなった時も、新築よりは身軽でしょうし、10年以内にローンが完済するのがわかっていれば、10年くらいなら…と我慢できるかもしれませんし、10年も我慢できなければ頑張って繰り上げ返済をして、早々と引越するのも手でしょう。

大きい金額だからこそ、リスクも考えておくべきです。

家を購入していれば、老後に、賃貸から追い出される、という事もありませんし、長年住んでいれば、その地域で人とのつながりが出来るかもしれません。
「助け合い」という中に身を置き、安心感を得れる…かもしれません。

でも、実際は、そうそう上手くいかないのが現実です。
高齢化で空き家だらけになり、治安も悪くなっていく。

それが日本の未来です。

助け合い、も一人一人の線引きは違いますし、自治会が無くなっていく中、自治会が残っている地域では役員の成り手が無く、若い人も忙しい上に少ない人数で何度も役員をやらされれば、不機嫌にもなるでしょう(可哀想です)。

それだけではありません。
「騒音」問題やストーカー問題もあったりします。

なので、10年以内に住宅ローンが終わったら、お子さんが独り立ちした後に、今度は夫婦のみでコンパクトに住むための賃貸(病院やスーパーが近くの)を借りるのも手です。

私は、やはり身軽な賃貸は、歳を取ってからこそ住むほうが良いような気がします。

追い出されるリスクを考えれば、公団なんかが良いような気がするんですけどね。
でも、そうなれば、人間関係は密に付き合わないといけないので、ある程度の距離感が欲しい人は難しい気がします。

2DKか3DKくらいの賃貸だと掃除もラクだし、荷物も減らして、自分の終末に向かって整理していくと良いような気がするのです。

賃料は月4万台以下が望ましいかも。

アジア(海外)で安い物価の国で、年の半分を暮らす、という手もあり、年の半分は日本、半分は海外、だとそんなにはストレスは溜まらないのではないかなぁ…との想像なので、良いトコ取りは一つの選択肢でもあると思われます。

良いトコ取り、っていう選択肢は好きです^^
「既婚選択子なし」も私には良いトコ取り、の選択肢、かもしれません。

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まとめ

なんだかごちゃごちゃ書きましたが、まとめますと、

  • 大きい支出を減らす
  • 住居は若い内は10年以内にローンを返せる戸建て(マンション)、子供が巣立ったり歳を取ったら賃貸

がベストなんじゃないか、ということ。
今現段階では、これしかわかりません。

もっと歳を取ったら、また見えてなかったものが見えてくるやもしれません。

追記:2021.4.8

去年からコロナ禍で、世界は色々と変化を遂げていっている最中ですね。
私達も時代についていかなければ、老後大変な事になるかもしれません。

うちも収入面では打撃を受けましたが、上記の先を見越しての過去の選択が少しばかりの「余裕」を産み、助かった気がします。

少しの差が大きな差…よく言ったものですね…。

しかし、40代夫婦のうちは、これから老後の向けての選択を早目早目にしていかなければなりません。世間では「子育て真っ最中」で老後の準備はもっと先の50代からとなる時期でしょう。

先日、子供3人と心中をした母親の記事がネットで載っていました。
とても痛ましく思います。

私はこういう記事を見る度に、子供の気持ちになって悲しくなってしまうんです。
せっかくこの世に生を受けたのに親の都合で命を奪われてしまった子供の気持ちを考えると切なくなるんです。
何も子供を道連れにしなくても…と思うのです。
施設の置いてでも何でもしてあげれば子供は逞しいから何とか生きていくと思います(信じます)。

そして、この世には、子供を自分の所有物と考える親が多過ぎる事も…。
悲しく思うんです。

たぶん、経済的な事や精神的な事で心中なんて行為に及んだこの母親…。
私は、少子化対策で国が子供を産め、と促すより前に、

親の適性

をちゃんと見極めれるAI(人工知能)を作って、選別をしてほしいと思います。
まぁ、そういう技術は何十年も先になる(100年以上先?)とは思いますけれど…。

とりあえず、子供を貧困にするリスクを孕んでいる年収の家庭なら、子供を産む選択は子供にとって残酷な事だし、ましてや何人も産む…というのは余計に残酷な結果に向かう確率がある、というのをちゃんと考えて選択してほしいなーと自分勝手ながら願います。←これが言いたかった。

この世界では、この日本では、お金がまだまだ重要な世界です。
ベーシックインカム制度が進めば、もしかすると未来的には「善意」が基準になる明るい未来が来るかもしれませんが、超現実主義者の夫の意見では

人間社会が良い方向へ行く事はありえない。なぜなら、人間だから。

だそうです^^;暗い先行きですね…。
まぁ、超シビアな見方をしないと、この世を渡ってはいけない気もしますが…。

ふわふわした私がシビアな現実を夫から突き尽きられると、楽観主義な私も段々暗くなってきます;-;

しかし、まぁ的を得た意見でもあると思います。
人間がトップになるより、AI(人工知能)がトップになって人間を管理するほうがまだマシになるんじゃないか?と予想した事もあります。

さて、コロナ後の予想ですが、たぶん、これから超下層世帯が増えてくるので、昭和のように公団や県営住宅が(UR)住宅の主な選択肢になるんじゃないかな…と予想します。

私は戸建てを購入する事は、これからはリスクになる、と考えます。
なぜなら、廃れていく地域が増えるからです。

老人ばかりの地域は、やはり古い考えが根付き、新しい考えは受け入れてもらいづらいです。
そして、頑固に変な風習(悪習)が残っていたりして住みにくい気がします。

男尊女卑も田舎では当たり前に残っていますしね。

あと、日本や韓国は、世界でも1位2位の食物に農薬がいっぱいかかっている国だそうで(いろんな食べ物に毒物になる成分のものが入っている)、発達障害の子供も増えやすい傾向にあるとか。
子供が発達障害だと育てにくかったりしますし、古い地域では余計に子供に負荷がかかって良い方向へ育ちにくいんじゃないか、と思われます。自然いっぱいでも、そこの住んでいる人間の地域性にすべてはかかっていますからねぇ…。

日本はまだまだ発達障害児に対して、教育システムが遅れていますから、もっと発達障害児の優れている部分を活かせてあげれる教育システムを作ってほしいですけどね。未来ではきっとほとんどが発達障害児ばかり…という事もありえるワケですから、それを反対に活かして国の強みにしていってほしいです。
ADHDやアスペなど、何か一つの能力を持って生まれる事が多い発達障害児ですから。

で、戸建てを購入してしまうと、高額な住宅ローンをかかえて身動きできない状況になり、精神的に追い詰められると、上記の「心中」もありうるわけです。

人生は(この世は)お金です。
お金は大事です。

お金の余裕は心の余裕です。

賃貸だと、その場が嫌になれば引っ越せばいい、という身軽さもあります。
そして、借金(住宅ローン)も背負わない。これが大きい!!
固定資産税も払わなくていい。

まぁ、駐車場代は発生するとは思いますが、賃貸によって1台分は無料という所もあります。

あと、この歳になって分かってきた事は、

人間は一か所に根付く…というのはあまり脳には良くない。&人間は常に新しい環境を求めているものだ

という事です。
そりゃ、老人になれば、住み慣れた住処が落ち着いて居心地も良いでしょう。

でも、イギリス(だったかな?)では、年を取っても少ない荷物で引越を実行するお年寄りはいて、そういう高齢者は得てして元気だったりします。

そして、確か、知り合いの若者に車を出してもらって、引越を手伝ってもらってた。
向こうは、家具付き賃貸がほとんどなので、自分の荷物(そのお年寄りはトランク2個ぐらいだったかな)さえ少なければラクに引越しできるみたいです。

高い引っ越し代も払わずに、知り合いの若者にも助けてもらいながらすぐ引越完了となる、なんて、楽しそうだなーと思いながら読んだ記憶があります。

人間というのは、

A rollig stones gathers no moss.
(転石苔むさず)

であるべきなんだなーと思わされた話。
「転石苔むさず」とは、転がる石には苔が生えない、という意味で、活動的に動いている人は新鮮である、ということわざです。

国によっては、人が流動的なのがもしかすると発展の一歩かもしれないですしね。

というワケで、(何が言いたいかわからなくなってきましたf^^;)今後、コロナ後では、

  • 荷物を最小限にする
  • 毎月の生活費を最小限にする
  • 借金を減らす
  • 健康に気を配る

を基本とし、食の回数も1日3食から、2食や1食に変えていってもいいんじゃないか、と思います。
そのほうが、ダイエットにもなるし、食費の節約や食事を作る手間も減り、且つ、空腹は健康にも若返りにも良いとされているため、一石二鳥どころか三鳥や四鳥、五鳥や六鳥にも成り得ます。

ミニマリストになっていく感じですね^^♪
車も、使う時だけレンタカーを借りるほうが車の維持管理に時間とお金を費やさなくていいかもしれません。

毎回違う車を運転できるので新鮮ですしね♪♪(MT車とか運転したいナー♪^^)
そして、「流動」というワードをキーワードとして、色々な習慣風習環境をパッと変えてみる…そういうワクワクも取り入れ、中高年時代を過ごしたいなぁ…なんて考えています。

うちも引っ越して10年以上…。荷物が増えました( ;∀;)
ハッキリ言って、旦那が捨てさせてくれない物が多過ぎて、たまにそういう考えの旦那を捨てたくなります。笑
でも、根気良く説得するしかないんだろうなぁ…なんて諦め入ってますけどね。

というワケで、まぁ元々ミニマリストになっている人にとっては、あまり収穫の無い記事だったとは思いますが、毎月赤字だ!とか毎月カツカツだ!とかイマイチ貯金が増えない!という家計の方に少しでも節約のヒントになればいいな…と思います。
日本国民、一人一人の自分の世帯が余裕のある生活があり、ゆとりを持てる人生であれば、日本が良い方向へ向かうと信じて、必要以上に他人を意識してストーカーのようにならないよう、自分の生活に意識を集中し自分をハッピーにさせればそれは自分の人生の成功者であると言えるでしょう。

 

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