着物のリメイク!着付ナシで普段着物を作る方法

着物を普段着で着てみたい…。
そう思っていたのですが、着付を覚えようと思っても、生来面倒くさがりな私。

なんとか解決できないものか?
着物を服のように着れたら、本当に普段に着物を着るのではないだろうか?

そう考えて、着物をリメイクすることに挑戦してみました^^

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着物をリメイクする大まかな手順は?

まず、着物をリメイクする大まかな手順を書きたいと思います。

  1. 材料や道具を用意する
  2. 着物本体をリメイクする
  3. 帯をリメイクする
  4. 着物に付帯しているものをリメイクする

とこんな感じです。
それでは、具体的に見ていきましょう^^

材料や道具を用意する

まずは、材料と道具を揃えるところから始めます。
材料と道具さえ揃えば、あとは結構トントンといけます^^♪

材料
  • 着物(羊毛の安い着物。失敗しても良い着物。リサイクル着物。町家の娘が普段着てそうな着物、など)
  • 半幅帯(切っても惜しくないもの)
    ★半幅帯は楽天でも売っています^^見てみる
  • 半襟(ボタンを縫い付けても惜しくないもの)
  • ワンタッチソフトシート 粘着タイプ 約10cm×30cm 色(着物や帯に合わせて好みで選ぶ)  2個
    ★便利なワンタッチソフトシートは楽天でも購入できます♪(こちらは30cm×30cmを選ぶと、1枚で切って使えます)見てみる

  • ゴンドラスナップ<スナップボタンとも言う> (8mmくらいが良いとは思います。大きさはお好みで)
    ★ゴンドラスナップは手芸屋さんでも買えますが、楽天でも買えます^^見てみる
  • 裾上げテープ (幅は太ければ太いほど安定すると思います)
    ★裾上げテープは百均でも買えますが、楽天でも購入できます見てみる
  • ゴムひも
    ★ゴムひもは手芸屋さんでも買えますが楽天でも購入できますヨ^^見てみる
道具
  • 裁縫道具
    ・針(針は革用の針。そうでないと普通の針は折れてしまう可能性があります)
    ・糸(着物にあった色の丈夫な糸。綿糸のような。)
    ・刺しゅう糸(帯にあった色)
    ・印をつける道具(三角チャコ・チャコペン等)
    ★三角チャコは楽天でも買えます♪見てみる
    ・マチ針
    ・裁ちばさみ
    ・指貫

    ・しつけ糸
    ★しつけ糸は手芸屋さんでも買えますが楽天でも安く買えます♪見てみる
    ・ひも通し
    ★ひも通しは百均でも売っていますが、楽天でも買えます^^見てみる
  • アイロン(アイロンスチームに入れる水も)
  • アイロン台

材料と道具が揃ったら、次は着物をリメイクしていきます^^♪

 

 

着物本体をリメイクする

では、いよいよリメイクしていきます。

  1. 着物を自分に合わせて、裾を合わせて、腰あたりで三角チャコで腰回りをグルッと印をつけていきます。
    (下をスカートみたいにしていきますので、上が長くなっても、後で調整できます)
    着物の合わせ方が分からない方は、次の動画を参考になさってください。


    腰回りをざっくり印をつけたところ↓
  2. 裁ちばさみで、印をつけたところを大体まっすぐに切る。エイッと思いっきりの良さが必要です。
  3. 下の側を腰のあたりを形を崩さずにマチ針を打って、ゴムが通るぐらいをあけて内側に織り込み、しつけ糸で仮縫いをします。
     
  4. 針に普通の糸を通して二重にして結び目を作り、仮縫いしたところを並み縫いします。
    縫えたら、ゴムをひも通しに通して、縫ったところの袋状になっているところにゴムを通します。
    下はこれで出来上がりです♪^^
    スカートみたいにラクに履けますよ^-^

  5. 次は上の着物です。帯をした時に帯の下に出る「おはしょり」が少し出るくらいの長さで、内側に切った所の裾を織り込んで、裾上げテープで(アイロンで)留める。
    端が少し出ると思うのですが、内側に織り込んで糸で縫う。

  6. 上の着物にソフトシートを切ってアイロンでつける。
  7. 着物部分は、出来上がりです^^

 

帯をリメイクする

それでは、半幅帯のリメイクをしていきます^^

  1. 半幅帯を腰に2周巻きます。
  2. 余ったところを切って、余り部分は文庫(リボン)の形にします。◎文庫結びの参考動画を貼り付けておきますネ!
  3. 刺しゅう糸で縫う。
  4. 腰に巻くほうの帯を切ったところを内側に折りこんで縫い込む。


  5. 腰に巻くほうの帯を腰に巻き付け(きついくらいぎゅっと巻く)、端にくるところに三角チャコで印をつけ、ソフトシートをアイロンで帯につける。




  6. 腰に巻いてみて、お腹の中心になるところの上側にスナップボタンをつけてリボンをつけれるようにする。
  7. 帯はこれで出来上がりです^^

 

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着物に付帯しているものをリメイクする

それでは、着物に付帯しているものをリメイクしていきましょう。

半襟

本当は、着物の中に長襦袢を着て、その長襦袢に半襟を縫い付けるというのが基本なのですが、私は、長襦袢を着ず、中に普通のロングTシャツなどを着て、じかに着物を着たいので、半襟は、首に巻く、という形にしました。
着物の襟に直に半襟を縫い付けようとしましたが、ちょっと難しそうでしたので、また良い方法が思い浮かべば、追記で載せようと思います。

今は、首に巻く、という方法しか思い浮かばなかったので、こういう形にします。

  1. 半襟を首に巻いて、上からリメイクした着物の上着を着て、半襟の良い位置を確認します。
  2. 三角チョコで半襟がクロスする部分に印をつけます。
  3. 半襟に印をつけた部分にスナップボタンをつけます。

    これで終わりです^^♪
もっと、着物らしくするために♪

もっと、着物らしくおしゃれにするためには、次のようなものを付け加えるといっそう着物らしくなります。

  • 帯締め
    着くずれを防止するためのヒモ。帯留めを入れるともっとおしゃれ。
  • 帯揚げ
    帯枕を隠すためのものらしいのですが、帯とのコーディネートに使われています。
  • 帯板
    前帯にシワがよらないために帯の間に入れるもの。

 

また、和の小物や扇子なども持つと楽しいですね♪

匂い袋なども選ぶと楽しそうです♪

★匂い袋は楽天でも購入できます^^♪見てみる

❤着てみました❤

それでは、着てみたところをどうぞ^^♪

 

ざっくりですが、家で普段着として着るには十分かと思います^^

ちなみに、下の着物は、長襦袢を中に着ていないので、透けるかもしれません
そこで、夏のロングスカートによく透けないための中に履く白いスカートが付いているかと思いますが、それを利用しました。

着物の洗う間隔や、洗い方はどうするの?

調べてみると、季節の変わり目に洗うのが普通だそうです。

洗うのも、羊毛の着物なので、網ネットに入れて、おしゃれ着洗い(ソフト洗い又は毛糸洗い)で洗う、という人もいます。
心配な方は、手で叩き洗いをしてもいいかもしれません。
今は、吹き掛けるだけで汚れが取れる、というすぐれものの液体も出ていますので、そういうのを使うのもいいですね^^

★便利なEMVは楽天でも購入できます見てみる

また、洗わない間、臭いが気になる方だというかたは、匂い袋を持ったり、着物にお香を炊くというのも手です。
お香などを選ぶのも楽しいかもしれませんね♪

★リメイクも面倒だと言う方は、作務衣なんてどうでしょうか?^^伝統和服の作務衣

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まとめ

今回、リメイクしてみて、着物に対して愛着が湧いてきたと同時に、着た後は、テンションが上がりました^^v
着用時間は5分もかかりませんでした。

着物は、姿勢にもいいですし、リサイクル着物(300円で購入したもの)ですので、汚れても気になりません。
そして、着物は、季節の変わり目に洗うなどするらしいので、普段は洗いません
なんだか節約にもつながりそうです^^

 

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